引きつけて132.70でドル円買ってみる。

夕方の相場コメント

ドル円は朝方132.87までドル円を売り込んだ後、9時過ぎから強烈な買い上げで
133.90まで買い上がりましたが134.00には乗れず、その後じり安の展開に。
仲値は133.74～77で邦銀3行で決まりましたが、そこから133.42→133.77と揉んで、
ここから時間外の米長期金利が低下を始め、連れてドル売りとなりました。
更に有事の台湾情勢でリスク回避の円買いと、有事のドル売りが入ってドル円は
急落です。

10時過ぎ　ペロシ米下院議長が「台湾議会との交流拡大を望む
米国の半導体法案、半導体産業における米台協力の好機」と発言。
共同記者会見で
蔡英文・台湾総統
「ペロシ氏は本当に台湾の最も熱心な友人の一人」
「今回の訪問は米国の台湾に対する確固たる支持を示すもの」
「国際舞台で台湾を揺るぎなく支持しているペロシ氏に感謝」

蔡英文・台湾総統
「意図的に高められた軍事的脅威に際しても台湾は引き下がらず」
「台湾は自衛力強化のために必要なことを全て行う」

ペロシ米下院議長
「我々代表団は台湾を見捨てないことを明確にするために来た」
「43年前に米国は台湾を守るという強固な約束をした、それを示すために訪台した」

12：50に台湾国防部
「中国軍の演習、台湾領内に侵入」
「領土主権を侵す行動に対抗措置を講じる」

ここまでは132.86円が安値でしたが、邦銀3行は133.74～77の仲値を何とか連動に
させたいと思うはずで、邦銀と思われる売りで132.75が潰れ132.29まで下落しました。

今になって市場連動のコメントを書くことを忘れていました。
仲値から1円離れると市場連動と言って、仲値ベースで売り買い出来ず、毎回レートを
ディーリングルームにつないでレートを取らないといけなくなります。
今日の場合、輸入はザラ場で先物を押さえてきますが、輸出は小口なら今が132円台後半
でも133.70台で売れるので、どんどん機械で先物を押さえようとします。

この顧客の横暴!?を止めさせるために仲値から1円下げて市場連動とし、朝方の仲値を
使えなくするのです。これも132.70を潰した要因の一つだったでしょう。
12時50分過ぎには132.86円が安値でしたが、3行の133.74～77の仲値を何とか連動に
させたい邦銀の売りもあって132.75が潰れ午後1時過ぎに132.29まで下落しました。

＜ドル円＞　　買い

132.700で買い。132.400にストップを置きながら
133.250で利食いをイメージ。

＜ユーロドル＞　　様子見

さっぱり方向感が判りません！

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
ユーロ円・ポンド円・豪ドル円・NZ円は　元々指値は置きません。

◆ユーロ円　買い

134.850で買い。134.500にストップを置きながら
135.850で利食いをイメージ。

◆ポンド円　買い

161.450で買い。161.100にストップを置きながら
162.700で利食いをイメージ。

◆豪ドル円　買い

91.850で買い。91.500にストップを置きながら
92.600で利食いをイメージ。

◆ＮＺドル円　買い

82.800で買い。82.500でストップを置きながら
83.850で利食いをイメージ。


18：36

方針作成時　16：55


ドル円 133.242-244
ユーロドル 1.01770-773
ユーロ円 135.585-589
ポンド円 162.407-417
豪ドル円 92.319-325
ＮＺ 円　　 83.399-407