王将フードは朝高後下げに転じる、７月既存店売上高は１０カ月連続で前年を上回る

　王将フードサービス<9936.T>は朝高後マイナスに転じている。２日の取引終了後、７月の月次売上高速報を発表しており、直営既存店売上高は前年同月比６．７％増と１０カ月連続で前年実績を上回った。これを好感する動きが先行したものの、利益確定売りなどに押されたようだ。

　５月１４日に価格改定を実施したが、テイクアウト・デリバリーの好調とともに、店内での飲食も大幅に回復した。また、夏の生ビール乾杯キャンペーンを実施したほか、高まる健康志向に応えた独自の薬膳ラーメンを新たに販売したことなども寄与した。

出所：MINKABU PRESS