【注目】本日の材料株３選-あすなろ投資顧問CEO大石やすし

◆ラストワンマイル（9252）

新電力、引っ越しなどインフラサービスの取り次ぎ販売事業を展開。
先週末に札幌市でインサイドセールスセンターを運営するブロードバンドコネクションを子会社化することを発表し、昨日はストップ高となった。シナジー効果やサービス提供エリアの拡大が見込めるため業績寄与が期待できる。本日前場段階では寄高陰線となり利確売りが先行しているが、売り物が出尽くした後は再び物色が向くと見て監視しておきたい。

◆ピックルスコーポレーション（2925）

漬物最大手で「ご飯がススム」シリーズが主力。
猛暑の食欲減退ではあっさりした漬物が売れる傾向あり。また、昨今の物価高騰により、若者はご飯と漬物で節約し食費を浮かせるとの声も聞かれる。株価は今期減益見通しとなったことで安値圏を推移中だが、猛暑が追い風となり個別材料株として物色される可能性があり注目しておきたい。本日の決算発表で売られるようなら押し目を監視。

◆日本酸素ホールディングス（4091）

産業ガスの製造・供給。半導体製造に使用される特殊ガスも取り扱っている。
コロナ禍からの世界経済回復に伴い販売数量が増加していることや、エネルギーコスト高を受けた販売価格の上昇、為替の円安進行が追い風となり業績期待が強いと見る。また、サーモス事業では「THERMOS」ブランドが人気で魔法瓶の水筒やクーラーバックなどを扱い、猛暑関連の出遅れとしても注目。

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