CEHD Research Memo(2):ヘルスケアにICTで貢献する電子カルテベンダーかつ医療情報システムSIer

配信元:フィスコ
投稿:2022/06/27 15:12
■事業概要

1. 沿革
CEホールディングス<4320>は、業務システムに特化した技術集団を目指して札幌市で1996年3月に設立された(株)オネスト・エスが前身となる。1999年9月には同社初の電子カルテシステムの製品版を完成させた。2000年2月に商号を(株)シーエスアイに変更し、同8月に厚生省(現 厚生労働省)の新事業創出促進法に基づく「新事業分野開拓の実施に関する計画」の認定を受けた。また、同10月には札幌商工会議所から2000年度の「北の起業家表彰」優秀賞を受賞し、2007年10月には、2007年度情報化促進貢献企業等表彰において、経済産業大臣表彰を受賞した。

その後、2013年4月に(株)CEホールディングスに商号変更し、持株会社体制へと移行した。会社分割により、電子カルテシステム事業を承継させた(株)シーエスアイ(CSI)を設立。同時期に(株)CEリブケア(現 (株)Mocosuku)を設立し、2014年6月に(株)ディージェーワールドを子会社化、2015年3月に(株)エムシーエス(MCS)の株式を取得し合弁会社化。2016年11月に(株)システム情報パートナー、2019年11月に(株)マイクロン(完全子会社(株)エムフロンティアを含む)の株式をそれぞれ取得し、子会社化した。また、2021年10月にシステム情報パートナーと(株)ディージェーワールドを合併し、存続会社であるシステム情報パートナーの商号を、(株)デジタルソリューション(DS)に変更している。直近では、2022年2月にデジタルマーケティング全般を支援する(株)サンカクカンパニーを完全子会社化した。

同社グループは、医療を中心としたヘルスケア全般をITで支援し、これに関わる「国民の安心・安全な生活」や「社会や事業者が抱える課題解決」に寄与することで、企業価値の向上を目指す。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 大川勇一郎)


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