↑【買い】ジーエヌアイグループ(2160)もみ合い上放れ期待【アナリスト藤井勝行】

もみ合い上放れ期待

【企業紹介】
創薬ベンチャーで中国に製造・開発拠点を持つ。米国で人口骨も。

【注目ニュース】
・5月16日に決算を発表。22年12月期第1四半期(1-3月)の連結最終利益は前年同期比18.8％減の3.5億円に減った。
・6/13に同社グループの連結子会社である北京コンチネント薬業有限公司は、じん肺治療薬「ピルフェニドンカプセル（F647）」の第Ⅲ相臨床試験の最初の被験者を６月７日に登録したことを公表した。じん肺治療薬は、北京コンチネントの主力製品であるアイスーリュイ（一般名：ピルフェニドン）の5番目の適応症として、北京コンチネントが臨床試験に取り組んで来たものであり、ピルフェニドンカプセル（F647）は、TGF-β（トランスフォーミング増殖因子-β）などのサイトカインを調節することにより、コラーゲン合成を阻害し、線維性過形成を軽減する低分子経口薬であり、第Ⅲ相臨床試験では、ピルフェニドンカプセル（F647）のじん肺疾患に対する有効性と安全性を確認するとしている。

【チャート分析】
日足チャートでは5.25.75日移動平均線が1190円～1250円に収斂してきており、もみ合いとなっている。今後は5/30直近高値の1284円を抜けると一段高が期待できよう。