【売り】モイ(5031)公開来安値更新で模索か【アナリスト藤井勝行】

公開来安値更新で模索か

【企業紹介】
モバイルにフォーカスしたライブ配信「ツイキャス」の企画、開発、運営。

【注目ニュース】
・6月10日に決算を発表。23年1月期第1四半期(2-4月)の経常利益(非連結)は2700万円となり、通期計画の2億8700万円に対する進捗率は9.4％となった。
・前年に四半期財務諸表を作成してないが、決算説明資料によると経常利益は前年同期比30.0％減としている。売上高は16億2100万円で、前年同期比6.9％増となっている。好調だった前年同期からの反動がみられたものの、主力のライブ配信サービス「ツイキャス」が引き続き堅調に推移し全体業績を支えた。一方、上場関連費用が響いたことで営業利益はマイナスとなった。先行きに対する警戒感から今後も売り優勢となろう。

【チャート分析】
5/2に公開来高値1387円を付けた後は大幅調整を下が5/12以降は700円ところで下値を固めていたものの、決算通過後は上場来安値を更新する展開となり全体地合いの悪化からも下値模索の展開が今後も続くであろう。