【売り】INPEX(1605)原油急落で売りが先行か【アナリスト藤井勝行】

原油急落で売りが先行か

【企業紹介】
2021年国際石油開発帝石HDより社名変更。資源開発最大手。原油・ガス開発生産。

【注目ニュース】
・6月17日NY原油先物7月物WTIは欧米の中央銀行が相次いで金融引き締めに動き、景気減速による需要減退懸念から売りが先行し、１バレル＝109.56ドル（-8.03ドル）と急落した。バイデン米大統領が燃料高を引き起こしているとしてエネルギー業界への批判を強め、増産を迫っていることも原油相場の圧迫要因となった。
・5月11日に決算を発表。22年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比2.6倍の2778億円に急拡大した。通期の同利益を従来予想の8240億円から1兆420億円(前期は6576億円)に約26.5％上方修正した。

【チャート分析】
日足のチャートは先週末は25日移動平均線を下回っており、本日は上記材料で売りが先行し、短期的な調整をしてこよう。目先は75日移動平均線の1513円の維持が大事となる。