【注目3選】安値圏の今が狙い目-あすなろ投資顧問CEO大石やすし

投稿:2022/05/19 12:00

ペルセウスプロテオミクス(4882)

東京大学発の創薬バイオベンチャー。最先端の抗体技術を活用し、主にがん治療用医薬品の研究開発を行う。
このほど富山大学と新型コロナウイルス感染症に対する「スーパー中和抗体」の共同研究を行うとの材料を発表。中和抗体の一刻も早い事業化を目指すとのこと。既存の変異株や今後出現する可能性のある新たな変異株の感染を防ぐ治療薬となり得るとのことで期待が高い。本日前場は逆行高となりストップ高買い気配。軟調相場ではこのような材料株に物色が向きやすく短期目線で監視。

アトラエ(6194)

成功報酬型の人材紹介サイト「Green」を運営している。
組織力向上プラットフォーム「Wevox」が大企業などの導入で想定を上回る進捗となっているようで、5/12に22年9月期業績予想を上方修正。売上高を58億5000万円から63億5000万円、営業利益を5億円から10億円、純利益を2億円から6億円に上方修正。発表後の反応は鈍く、材料出尽くし感で売られていたが、ここに来て下げ止まりの動きが見られる。見直し買いによるトレンド転換に期待。

農業総合研究所(3541)

全国の生産者、農産物直売所と提携し、農産物流通プラットフォーム事業を展開。
5/10に立会外分売の予定を発表した後は下値模索となっていたが、昨日100万株の立会外分売が実施されたとが明らかとなり悪材料出尽くし感が台頭。昨今の農業ビジネスは多角化しており農業経営を行う一般法人数は増加している。ウクライナ情勢による資源・食糧問題の思惑もあり、安値圏を推移中の時価は狙い目と見る。

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大石やすし
人とAIの二刀流ーあすなろ投資顧問 CEO
配信元: 達人の予想