アジア株は全面高、米株先上昇を好感 米金融引き締めペース加速懸念が後退 香港株は大幅反発

著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/05/13 11:20
アジア株は全面高、米株先上昇を好感 米金融引き締めペース加速懸念が後退 香港株は大幅反発

東京時間11:05現在
香港ハンセン指数   19768.88(+388.54 +2.00%)
中国上海総合指数  3078.98(+23.99 +0.79%)
台湾加権指数     15774.00(+157.32 +1.01%)
韓国総合株価指数  2595.38(+45.30 +1.78%)
豪ASX200指数    7048.20(+107.17 +1.54%)

アジア株は総じて上昇、前日に大きく下げたことから値ごろ感による買い戻し優勢で始まった。時間外でダウが200ドル高、ナスダックが1%超高と、米株価指数が上昇していることも好感されている。パウエルFRB議長が12日に、0.75%の大幅な利上げについて積極的には検討していないと発言。米金融引き締めペース加速に対する懸念が後退している。

香港株は大幅反発、不動産やハイテク関連が買い戻されている。ネットイースは4.7%高、シャオミは3.5%高、JDドットコムは3.2%高。
上海株は0.79%高、政策期待の買いが続いているもよう。中国当局が噂されている北京市のロックダウン実施を否定したことで、安心感も広がっているもよう。ただ、上海市の新規感染者数は2096人と再び上昇に転じたことは懸念されている。上海当局は市中感染ゼロについて、今月中旬の達成を目指すと発表した。

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

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