福井銀、前期経常を赤字縮小に上方修正

　福井銀行 <8362> [東証Ｐ] が5月2日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常損益を従来予想の12億円の赤字→7億円の赤字(前の期は42.3億円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の28.3億円の赤字→23.3億円の赤字(前年同期は1.6億円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　福井銀行単体において、有価証券利息配当金や役務取引等利益が計画を上回ることや、経費や与信関係費用が計画を下回ること等から、経常利益及び当期純利益を前回公表予想から上方修正するものです。　連結業績予想の修正については、福井銀行単体の業績予想の修正によるものに加え、当連結会計年度から連結対象となった福邦銀行との連結調整に伴う利益計上等から、経常利益及び親会社に帰属する当期純利益は前回公表予想から上方修正するものです。