細火工、前期経常を9％上方修正、配当も1円増額

　細谷火工 <4274> [東証Ｓ] が4月25日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。22年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の1.7億円→1.8億円(前の期は2億円)に8.7％上方修正し、減益率が14.4％減→7.0％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の1億円→1.2億円(前年同期は1.1億円)に14.3％増額し、一転して4.3％増益計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の7円→8円(前の期は7円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　令和4年3月期の業績予想につきましては、火工品事業において期初の想定よりも受注が増加したこと、材料費の高騰を製品の販売価格に転嫁できるよう努めたことなどにより、売上高が当初予想を上回る見込みとなりました。

　当社は、より良い製品をユーザーに提供し、顧客の満足を得て利益確保を目指すことで、株主の皆様へ安定的な配当を実施していくことを基本方針としております。令和4年3月期におきましては、通期の業績が当初の予想を上回る見込みとなったことを踏まえ、期末配当を前回予想から1円増額し、1株当たり8円に修正いたします。（注）上記の予想につきましては、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成されたものであり、実際の業績及び配当は今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。