【ピックアップ3選】円安メリット株など-あすなろ投資顧問CEO大石やすし

投稿:2022/04/21 12:00

大黒屋ホールディングス(6993)

ブランド品の買取や販売のほか、産業用照明器具などの電機事業も展開。
昨日は旅行会社大手JTBとの業務提携を発表。中古ブランド品を旅行体験に変えるサービス「たんす資産かたづけ旅」を試験的に実施するとのこと。アフターコロナが意識される材料でゴールデンウィークを前に注目度がアップしている。また、急激な円安進行を背景に中古ブランド品の需要増加期待も。前場の株価は大幅高。目先は連休前の閑散相場で狙われる可能性あり。

東光高岳(6617)

東電系で電力インフラ向け変電設備やEV用急速充電器など電力流通システムを製造。
昨日は22年3月期業績の上方修正を発表。売上高が900億円から920億円(前期比0.1%増)営業利益が33億円から46億円(前期比36%増)、純利益が20億円から32億円(前期比2.3倍)に上振れ、減益予想から一転して増益着地となった模様。半導体不足が懸念されていたがその影響が一部解消されたようだ。本日前場は窓を開けての大幅高。好需給銘柄につき今後は空売りの買い戻しが進み株価浮上が期待できる。

クレディセゾン(8253)

信販会社大手。クレジットカードやファイナンスビジネスなどを展開。
4/15に「物言う株主」で有名な旧村上ファンド系の投資会社シティインデックスイレブンスの大量保有が明らかとなり一時ストップ高となるもその後は高値圏でもみ合い調整、本日も売りが膨らんでいる。急騰時に飛びつき買いをした投資家の売り物が出尽くせば再び浮上期待があると見ている。PER:6倍台、PBR:0.4倍台の割安感も期待材料。

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大石やすし
人とAIの二刀流ーあすなろ投資顧問 CEO
配信元: 達人の予想