【注目】アク抜けから材料期待の人気テーマ株など-あすなろ投資顧問CEO大石やすし

◆ワンダープラネット（4199）

スマホ向けアプリやゲームなどのエンターテインメントサービス事業を展開。
昨日発表の22年8月期第2四半期決算では経常損益が2.8億円の赤字（前年同期は1.4億円の黒字）に転落。同時にシンガポールでブロックチェーンゲーム関連事業を行うため5月に子会社を設立することも発表。昨今話題のテーマであるNFTやGameFi、メタバースに関する材料出現に期待がかかる。本日前場は一段高となり赤字決算に関しては悪材料出尽くしの様相。材料催促相場に期待したい。

◆CaSy（9215）

家事代行やハウスクリーニング利用者とスタッフをマッチングするプラットフォームを運営している。
家事代行業界のDX化をいち早く進めた同社は2/22にマザーズ市場に新規上場。登録数は13万人超、定期利用は5500人にものぼる。21年11月期は損益分岐点を超えて単月黒字を達成、22年11月期は通年での営業黒字を目標としている。本日は決算発表を控え、マザーズ指数が軟調にもかかわらず高寄りした後もプラス圏を維持。決算への期待買いが旺盛と見る。

◆川崎地質（4673）

高精度の調査実現のため、最適な機器や技術を独自開発する地質調査や海域地盤調査を行う企業。22年11月期第1四半期の経常利益は前年同期比40.4％増の3.2億円に拡大し、上期計画の2.9億円に対する進捗率が111.4％とすでに超過して着地。昨今、脱炭素で注目の洋上風力発電施設の海域地盤調査に強みを持つ同社はこれを機に見直し買いが進む可能性がある。板が薄いため乱高下に注意し押し目を監視。

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