T&K、今期経常を36%上方修正、配当も20円増額

配信元:株探
投稿:2022/02/04 17:00
 T&K TOKA <4636> が2月4日大引け後(17:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比3.9倍の17.6億円に急拡大した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の14.7億円→20億円(前期は10.8億円)に36.1%上方修正し、増益率が35.1%増→83.8%増に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.1億円→9.4億円(前年同期は10.9億円)に2.3倍増額し、減益率が62.3%減→14.0%減に縮小する計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の20円→40円(前期は15円)に大幅増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比55.6%増の7.1億円に拡大したが、売上営業利益率は前年同期の2.1%→1.8%とほぼ横ばいだった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  個別業績予想につきましては、売上高は、商業印刷をはじめ多くの分野において回復傾向にありますが、一部地域におけるまん延防止等重点措置の適用などにより需要の減少が見込まれることから、当初想定通りとしております。利益につきましては、主要原材料の調達環境の悪化に伴い、足下では原材料の購入価格が上昇しているものの、第3四半期累計期間までの進捗などを鑑み、上記予想としております。
配信元: 株探

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