神鋼商、10-12月期(3Q)経常は3.6倍増益、今期配当を50円増額修正

　神鋼商事 <8075> が1月28日後場(13:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比3.1倍の72.2億円に急拡大し、通期計画の82億円に対する進捗率は88.1％に達し、5年平均の85.3％も上回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比42.8％減の9.7億円に落ち込む計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の170円→220円(前期は50円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比3.6倍の26.5億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の0.7％→2.6％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、株主の皆さまに対する利益還元を経営の重要課題の一つに位置付けており、財務体質の強化と将来の事業展開に必要な内部留保等を考慮しつつ、連結配当性向30％を目標に、安定的な配当を継続していくことを基本方針としております。　直近の業績推移と経営環境を総合的に勘案した結果、前回発表（2021年７月30日）の期末配当予想を1株当たり50円増配の135円に修正することといたしました。　これにより、年間配当金は１株あたり220円の予想となります。