21日の株式相場見通し=反落、米国株の終盤失速受け警戒ムード
21日の東京株式市場は、売りに押される可能性が高そうだ。前日の欧州株市場では独、仏をはじめ主要国株指数が総じて高かったほか、米国株市場でも朝方は上値を追う動きが鮮明だった。しかし取引後半になって急速に値を消し、NYダウ、ナスダック総合株価指数、S&P500指数いずれもマイナス圏に沈んだ。取引前半は米長期金利の上昇が一服したことを好感する動きがみられたが買いは続かなかった。東京市場では、ここ強弱観が錯綜し上下に不安定な展開が続いている。前日は主力株をはじめ幅広く買い戻され、日経平均株価は300円あまりの上昇をみせたものの、きょうは一段と上値を買い進む動きは期待しにくく反落が見込まれる。国内で新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株の感染拡大が加速していることが警戒されるほか、来週25~26日に予定されるFOMCの結果を見極めたいとの思惑も買い手控え要因となる。
20日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比313ドル26セント安の3万4715ドル39セントと5日続落。ナスダック総合株価指数は同186.235ポイント安の1万4154.020だった。
日程面では、きょうは21年12月の全国消費者物価指数(CPI)のほか、日銀金融政策決定会合の議事要旨(12月16~17日開催分)が朝方取引開始前に開示される。このほか、3カ月物国庫短期証券の入札なども予定されている。海外では12月の英小売売上高、12月の米景気先行指標総合指数などが注目される。
出所:MINKABU PRESS
20日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比313ドル26セント安の3万4715ドル39セントと5日続落。ナスダック総合株価指数は同186.235ポイント安の1万4154.020だった。
日程面では、きょうは21年12月の全国消費者物価指数(CPI)のほか、日銀金融政策決定会合の議事要旨(12月16~17日開催分)が朝方取引開始前に開示される。このほか、3カ月物国庫短期証券の入札なども予定されている。海外では12月の英小売売上高、12月の米景気先行指標総合指数などが注目される。
出所:MINKABU PRESS
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