このあと12月の米中古住宅販売件数=NY為替

著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/01/20 23:37
 きょうもドル円は上値の重い展開が続いており、114円割れを試す動きも見られていた。このあと日本時間0時に12月の米中古住宅販売件数が発表される。予想では年率換算で643万件とほぼ変わらずの水準が見込まれている。

 前回は3カ月連続増加となったが、在庫が少ない状況は続いているものの、雇用の堅調な伸びと低水準の住宅ローン金利が需要を下支えしていた。通常12月は季節的に落ち込むことが多いが、需要の高まりから、落ち込みは通常よりも少なくなると見られている。また、10月の中古住宅仮契約件数は7.5%増加していたが、11月は2.2%の減少に留まっており、年末は多くの取引が行われた可能性が高いことを示唆している。

 ここ数日、米国債利回りの急上昇で、住宅ローン金利も急上昇しているが、12月までは低水準で推移していた。12月のFOMCでFRBが早期の利上げを示唆したこともあり、12月は逆に、購買意欲を刺激した可能性もありそうだ。

米中古住宅販売件数(12月)21日0:00
予想 643万件 前回 646万件

USD/JPY 114.12 EUR/USD 1.1349 GBP/USD 1.3639

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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