■アイナボホールディングス<7539>の中長期の成長戦略
前回の第2次中期経営計画(2017年9月期~2019年9月期)の目標は売上高700億円、営業利益19億円であったが、この目標はほぼ達成された。これに続き、2022年9月期を最終年度とする第3次中期経営計画を発表している。コロナ禍の影響により、最終年度の2022年9月期の数値目標は修正され、売上高800億円、営業利益率2.8%(営業利益2,200百万円)を掲げている。元の状況から判断すると、売上高の目標達成は容易ではないだろう。しかし、営業利益は達成される可能性があり、現時点においてこの目標値は変えていない。
第3次中期経営計画の施策の弊社注目点としては、次のとおりである。
(1) 重点商材(外装材:サッシ・サイディング等)のさらなる強化
(2) グループ各社の事業戦略・エリア戦略によるM&Aを実施
(3) 必要投資を積極的に行うほか、従業員に利益を還元しながらも、営業利益額は維持
同社は、これらの施策は粛々と実行していく方針だ。
なお同社は新中期経営計画を策定中であり、2022年の秋ごろには発表する予定だ。数値目標や内容がどのようなものになるのか注目される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<EY>
前回の第2次中期経営計画(2017年9月期~2019年9月期)の目標は売上高700億円、営業利益19億円であったが、この目標はほぼ達成された。これに続き、2022年9月期を最終年度とする第3次中期経営計画を発表している。コロナ禍の影響により、最終年度の2022年9月期の数値目標は修正され、売上高800億円、営業利益率2.8%(営業利益2,200百万円)を掲げている。元の状況から判断すると、売上高の目標達成は容易ではないだろう。しかし、営業利益は達成される可能性があり、現時点においてこの目標値は変えていない。
第3次中期経営計画の施策の弊社注目点としては、次のとおりである。
(1) 重点商材(外装材:サッシ・サイディング等)のさらなる強化
(2) グループ各社の事業戦略・エリア戦略によるM&Aを実施
(3) 必要投資を積極的に行うほか、従業員に利益を還元しながらも、営業利益額は維持
同社は、これらの施策は粛々と実行していく方針だ。
なお同社は新中期経営計画を策定中であり、2022年の秋ごろには発表する予定だ。数値目標や内容がどのようなものになるのか注目される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<EY>
関連銘柄
銘柄 | 株価 | 前日比 |
---|---|---|
7539
|
612.0
(11/22)
|
+14.0
(+2.34%)
|
関連銘柄の最新ニュース
-
アイナボホールディングス---24年9月期は増収・経常利益まで2ケ... 11/21 09:41
-
決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】寄付 …... 11/14 09:28
-
アイナボHD、今期経常は3%増で2期連続最高益、実質増配へ 11/13 13:30
-
アイナボHD(7539) 2024年9月期決算短信〔日本基準〕(連結) 11/13 13:30
-
アイナボHD(7539) 定款 2024/10/01 10/01 13:06
新着ニュース
新着ニュース一覧-
今日 21:30
-
今日 20:30
-
今日 20:30
-
今日 20:10