個別銘柄戦略:レーザーテックやINPEXなどに注目

先週末10日の米国市場ではNYダウが216.30ドル高の35970.99、ナスダック総合指数が113.23pt高の15630.60、シカゴ日経225先物が大阪日中比180円高の28560円とそろって上昇。週明け13日早朝の為替は1ドル＝113.30-40円（10日午後3時は113.46円）。先週末の米株市場では、11月の米消費者物価指数（CPI）が39年ぶりの高い伸びとなったが、概ね市場予想に一致したことで想定内と受け止められ、ハイテク株を中心に買いが入った。こうした流れを引き継ぎ、本日の東京市場では、先週末に下げ足を速めたレーザーテック<6920>のほか、ソニーG<6758>、イビデン<4062>、TDK<6762>などの押し目買いが予想される。また、WTI原油先物価格の上昇を好感し、INPEX<1605>などもしっかりとした動きとなろう。一方、米長期金利の低下から三菱UFJ<8306>、東京海上HD<8766>などは軟調な展開が想定される。 ＜FA＞