東京株式(大引け)=462円安、後場リスク回避の売りがかさみ大幅安

大引けの日経平均株価は前営業日比462円16銭安の2万7821円76銭と大幅に3日続落。東証1部の売買高概算は25億4576万株、売買代金概算は5兆4893億円。値上がり銘柄数は572、対して値下がり銘柄数は1533、変わらずは79銘柄だった。
きょうの東京市場は朝方は日経平均が高く始まった。前日までの2営業日で1200円あまりも下げていた反動から自律反発狙いの買いが入り一時は400円以上の上昇をみせる場面があった。しかし、その後は戻り売りを浴び上値の重さが意識され、後場寄りに大口の売りが出て上げ幅を縮小した。更に午後2時ごろを境に先物主導で一気に水準を切り下げマイナス圏に。新型コロナウイルスの新たな変異株であるオミクロン株に対する警戒感が根強いなか、アジア株安や米株価指数先物安を横目に下げが加速した。米製薬大手モデルナのCEOの発言を嫌気してリスク回避の売り圧力が一気に強まった。業種別では33業種中、30業種が下落。売買代金は5兆5000億円近くまで膨らんだ。
個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920.T>と同2位となった東京エレクトロン<8035.T>がいずれも後場値を崩しマイナス圏に沈んだほか、ソフトバンクグループ<9984.T>も軟調。任天堂<7974.T>が安く、ファーストリテイリング<9983.T>も大幅に下落。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクが安く、富士通<6702.T>も売られた。リンクアンドモチベーション<2170.T>が急落、ギフティ<4449.T>、新日本科学<2395.T>も大きく値を下げた。
半面、ソニーグループ<6758.T>がしっかり、マネックスグループ<8698.T>が商いを伴い値上がり率トップに買われた。戸田工業<4100.T>が値を飛ばし、日本電子材料<6855.T>も活況高。恵和<4251.T>が急騰、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765.T>、トレックス・セミコンダクター<6616.T>なども上値を追った。日本取引所グループ<8697.T>も上昇した。
出所:MINKABU PRESS
関連銘柄
銘柄名称 | 株価 | 前日比 |
---|---|---|
100000018
|
26,781.68
(05/27)
|
+176.84
(+0.66%)
|
関連銘柄の最新ニュース
-
来週の株式相場に向けて=SQまで膠着継続も、個別株物色には悪くない相場 05/27 18:01
-
東京株式(大引け)=176円高と4日ぶり反発、一時2万7000円接近も伸び悩む 05/27 15:46
-
東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は170円高と横ばい圏 05/27 12:35
-
東京株式(前引け)=168円高、一時2万7000円に接近も上値重い 05/27 11:47
-
東京株式(寄り付き)=大幅高、NYダウ上昇を受け買い先行 05/27 09:07
新着ニュース
新着ニュース一覧-
今日 04:32
-
今日 03:32
-
今日 02:32
-
今日 01:32
初心者おすすめ記事

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます
※サイトからのお知らせは除きます
広告非表示の他にも、みんかぶプレミアム会員だけの
お得なサービスが盛りだくさん!