ファンクリG、今期経常を2倍上方修正

配信元:株探
投稿:2021/11/30 15:30
 ファンドクリエーショングループ <3266> [JQ] が11月30日大引け後(15:30)に業績修正を発表。21年11月期の連結経常利益を従来予想の1億円→2億円(前期は3000万円)に2.0倍上方修正し、増益率が3.3倍→6.7倍に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した6-11月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2億1700万円→3億1700万円(前年同期は1300万円)に46.1%増額し、増益率が17倍→24倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  連結売上高につきましては、、インベストメントバンク事業においては東京都板橋区の住宅系の開発物件や神奈川県横浜市の商業ビル、米国ワシントン州の物件などの売却代金や不動産等の仲介手数料等を売上計上いたしました。しかしながら、当期中に予定しておりました米国カリフォルニア州の物件の売却が期ずれとなったことや、計画しておりました国内不動産の売却売上が未達となったことを主因として、期初予想を下回る見込みとなっております。一方、アセットマネジメント事業におきましては、本日付け「アセットマネジメント・フィーの発生に関するお知らせ」にて開示いたしましたアセットマネジメント・フィーの売上計上により期初予想を上回る見込みとなっております。しかしながら、同売上計上によりインベストメント事業の減収分を埋めるには至らず、連結売上高は誠に遺憾ながら期初計画を下回る見込みとなっております。 一方で、連結営業利益については、売上高が期初計画比で減収となる見込みではあるものの、利益率の高いアセットマネジメント・フィー売上の増加により売上総利益額が期初予想を上回ったこと、販売費及び一般管理費についてはほぼ計画通りに推移したことなどから、期初予想を上回る見込みです。また、連結経常利益につきましては、連結営業利益の増加要因に加えて期初予想に比べ支払金利等が減少したことにより、連結営業利益を上回る増加率となる見込みです。親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、現時点においては大きな特別利益・特別損失の計上を見込んでいないため、上記の要因により期初予想を上回る見込みであります。 以上の結果、連結売上高は前回予想比で580百万円下回る見込みですが、連結営業利益については期初予想に対して90百万円、連結経常利益は期初予想に対して100百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は期初予想に対して65百万円上回る見込みとなりました。注)上記の予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今後の様々な要因によって上記の予想とは異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探

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