26日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は905ドル安と今年最大の下げ幅

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/11/29 08:05
 26日の米株式市場では、NYダウが前日比905.04ドル安の3万4899.34ドルと大幅続落となった。
 
 南アフリカで検出された新型コロナウイルス変異株に対する警戒感が膨らみ、NYダウは一時1000ドルを超す下落となり今年最大の下げ幅を記録した。ナスダック指数も大幅安となった。航空・旅行関連株などが急落する一方、ワクチンや巣ごもり関連株が買われた。テスラ<TSLA>やアップル<AAPL>、アマゾン<AMZN>が安く、ボーイング<BA>が急落、アメリカン航空<AAL>やデルタ・エアーラインズ<DAL>などが大幅安となった。ブッキングHD<BKNG>やカーニバル<CCL>やロイヤルカリビアンクルーズ<RCL>など旅行関連株が売られた。アメックス<AXP>やマスターカード<MA>など金融株も下落し、エクソン・モービル<XOM>やシェブロン<CVX>など石油株も値を下げた。半面、ワクチン関連のモデルナ<MRNA>やファイザー<PFE>、ビオンテック<BNTX>が急伸し、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ<ZM>やネットフリックス<NFLX>やペロトンインタラクティブ<PTON>が値を上げた。

 ナスダック総合株価指数は、353.569ポイント安の1万5491.657と反落した。出来高概算は、ニューヨーク市場が7億4128万株だった。

出所:MINKABU PRESS
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