◎〔週間見通し〕WTI、節目75ドル割れも=岩田・北辰物産執行役員

配信元:時事通信社
投稿:2021/11/26 11:50
 岩田康男・北辰物産オンライン事業部執行役員=ニューヨーク原油(WTI)先物相場は26日、新型コロナウイルスの新たな変異株検出の報道を嫌気し、下げ足を速めている。変異株の感染力はデルタ株より強く、ワクチンの有効性も懸念されており、市場では警戒されている。来週には22日に続く再度の75ドル割れを試す展開となりそうだ。
 米国主導で戦略石油備蓄の放出が打ち出された後、弱材料が重なる形となった。石油輸出国機構(OPEC)などの国際機関は、2022年初めに原油需給が供給過剰に転じると予想しており、変異株の出現によって経済の回復が遅れ、需給は一段と緩む可能性がある。WTIは当面、こうした思惑が先行するだろう。
 産油国でつくる「OPECプラス」は2日、閣僚級会合を開き、1月以降の協調減産について議論する。備蓄放出に対応する形での増産の停止は既に相場に織り込まれつつあり、買い材料にはなりにくい。もし現行の月ごとの40万バレルの増産が決まれば、下げを加速する可能性が高い。テクニカルでも10月25日と11月10日の高値でダブルトップが完成しており、天井感が色濃くなっている。(了)
[時事通信社]
配信元: 時事通信社
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