ディックス・スポーティング 決算好調も株価は冴えない反応=米国株個別

著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/11/24 00:01
 スポーツ用品販売のディックス・スポーティング・グッズ<DKS>が下落。取引開始前に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表しており、通期見通しを上方修正している。第3四半期としては売上高、利益ともに過去最高となった。

 ただ、株価は冴えない反応を示している。ここ数週間の小売企業の決算が好調だったことで事前の期待感が高まっていたことや、株価も10月中旬以降からは反転し上昇が続いていたことで、材料出尽くし感も出ているのかもしれない。

(8-10月・第3四半期)
・1株利益(調整後):3.19ドル(予想:2.00ドル)
・売上高:27.5億ドル(予想:25.1億ドル)
・eコマース割合:全体の19%(前年:21%)
・店舗数:866店(予想:861店)
・四半期配当:0.4375ドルに据え置き

(通期見通し)
・1株利益(調整後):14.60~14.80ドル(従来:12.45~12.95ドル)(予想:13.19ドル)
・売上高:121.2~121.9億ドル(予想:118.3億ドル)
・設備投資:3.70~3.95億ドル

(NY時間09:47)
ディックス・スポーティング<DKS> 127.91(-12.37 -8.82%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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