セルロースナノファイバーを使用した鶏舎環境改善資材の販売開始について

配信元:PR TIMES
投稿:2021/11/15 14:19
~セルロースナノファイバー 畜産農業分野への展開~

中越パルプ工業株式会社(以下、「中越パルプ」)と丸紅株式会社(以下、「丸紅」)は、中越パルプが製造するセルロースナノファイバー(*)(以下、「CNF」)「nanoforest(R)」を使用した鶏舎用環境改善資材(以下、「本製品」)の販売を開始しました。 【中越パルプ 開発本部ナノフォレスト事業部 TEL:0766-26-2472】 【中越パルプ お問合せフォームはこちら】 http://www.chuetsu-pulp.co.jp/cellulose/1778 【丸紅 広報部報道課  TEL:03-3282-3886】


 中越パルプと丸紅は、2017年4月にCNFの用途開発・販売業務を共同で行うことに合意し、音響分野をはじめ、エレクトロニクス、ゴム等の幅広い分野で用途開発を進めてきました。本製品は、鶏舎環境を良好な状態に維持することで、採卵場の生育環境及び作業者の労働環境の維持・向上に寄与するものです。また、鶏の環境ストレス要因となる不快害虫に微細なセルロース繊維が付着することで、活動を物理的に抑制します。
 主な構成成分は微細なセルロース繊維と水であり、採卵鶏や周辺環境に悪影響を及ぼさないだけでなく、散布作業者にも扱いやすい安全性の高い環境改善資材です。


<製品名>
nanoforest-S 【ファーム】

<本製品の特徴>
1.サステナブルな天然素材を使用しており、抗生物質や殺虫剤等の合成成分は一切含まれていません。
2.nanoforest(R)の乾燥収縮作用により、埃・塵・羽根を小塊化し、飛散を防止します。
3.不快害虫を天然繊維で物理的に固定化するため、薬剤成分等による殺虫ではありません。

 丸紅と中越パルプは、本製品の販売を開始するとともに、丸紅グループが持つ畜産分野における豊富な経験を活かし、鶏舎での利用拡大だけでなく、畜舎を含めた幅広い利用に向けて研究開発及び販路開拓を進めていきます。

(*)セルロースナノファイバー(CNF):木質繊維(パルプ)を処理して、繊維幅をナノメートル(ナノは10億分の1)サイズまで細かく解きほぐしたもの。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクトにより、鋼鉄に比べて重量5分の1、強度5倍が実証された。

【セルロースナノファイバー nanoforest(R)】

【関連リリース】
2017年4月25日
セルロースナノファイバーの用途開発、販売業務に関する覚書の締結について
http://www.chuetsu-pulp.co.jp/news/7046

<中越パルプ工業株式会社>
開発本部 ナノフォレスト事業部
富山県高岡市米島282
連絡先 TEL. 0766-26-2472
専用問合せフォーム  http://www.chuetsu-pulp.co.jp/cellulose/1778

以上
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