阪急阪神、今期経常を9％上方修正

　阪急阪神ホールディングス <9042> が10月29日大引け後(15:30)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は97億円の黒字(前年同期は193億円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の230億円の黒字→250億円の黒字(前期は76.2億円の赤字)に8.7％上方修正した。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比29.9％増の152億円に伸びる計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は50.6億円の黒字(前年同期は40.1億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-1.2％→3.4％に大幅改善した。

株探ニュース