アジア株 まちまち、香港株は大幅続落

著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/10/27 18:29
東京時間18:00現在
香港ハンセン指数   25628.74(-409.53 -1.57%)
中国上海総合指数  3562.31(-35.33 -0.98%)
台湾加権指数     17074.55(+40.21 +0.24%)
韓国総合株価指数  3025.49(-23.59 -0.77%)
豪ASX200指数    7448.71(+5.29 +0.07%)
インドSENSEX30種  61491.83(+141.57 +0.23%)

 27日のアジア株は、まちまち。香港株は大幅続落。米連邦通信委員会(FCC)が、中国の通信大手チャイナテレコムの米国事業免許を取り消す方針との報道を受けて、米中関係悪化への警戒感から売りが広がった。上海株も続落。豪州株は小幅続伸。豪第3四半期消費者物価指数の一部が上振れしたことを受けて、早期利上げ観測が台頭して売りに押されたものの、売り一巡後は前日の終値付近でもみ合いとなった。
    
 上海総合指数は続落。酒造会社の貴州茅臺酒、石炭エネルギー会社の中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エナジー)、免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免、ワインメーカーの山西杏花村汾酒廠、化学品メーカーの万華化学集団が売られた。
   
 香港ハンセン指数は大幅続落。オンライン生活関連サービス企業のメイトゥアン、インターネット関連サービスの騰訊控股(テンセント・ホールディングス)、電子商取引大手のアリババ・グループ・ホールディング、保険会社の友邦保険控股(AIAグループ)、医薬品メーカーの薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス)が売られた。
   
 豪ASX200指数は小幅続伸。通信会社のテルストラ・コーポレーション、自動車販売サイト運営のカーセールス・ドットコム、医療診断サービスのソニック・ヘルスケアが買われる一方で、小売会社のウールワース・グループ、乳業メーカーのa2ミルクが売られた。

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