◎〔外為・今日の材料〕ドル、113円台後半=リスク選好で底堅い(15日)

配信元:時事通信社
投稿:2021/10/15 08:08
 15日の東京外国為替市場のドルの対円相場は、前日の海外市場で買われた流れを受け継ぎ、1ドル=113円台後半を中心に底堅い展開が見込まれる。米株高でリスク選好の地合いになったことが支援要因。ただ、米長期金利は低下しており、上げ余地は限定的となりそうだ。予想レンジは113円50〜95銭。
 前日の欧州時間は、113円30〜40銭前後でもみ合った。米国時間に入ると、米主要株価指数の大幅高を背景にリスク選好の円売りが優勢となり、ドル円は中盤に113円70銭前後に上昇。その後はいったん小緩んだものの、終盤にかけては再び113円70銭前後で強含んだ。この日の東京時間早朝も同水準で推移している。
 前日の米国市場は、最新週の新規失業保険申請件数が29万3000件と市場予想(ロイター通信調べ、31万9000件)を下回り、経済正常化への期待感が強まった。また、9月の卸売物価指数(PPI)が前月比0.5%上昇と市場予想とほぼ一致し、過度なインフレ懸念が後退したことも、米株価の上げ要因となった。
 本日の東京時間は、米ダウ工業株30種平均が500ドル以上も上伸したことを受けて日本株も堅調となりそうで、「リスク選好の円売りが出やすい」(FX業者)とみられる。もっとも、米長期金利は低下しており「ドル円は積極的に上値は追いにくい」(大手邦銀)ほか、「ドル円の上昇ピッチの速さへの警戒感は根強く、114円手前ではなお売りが厚いだろう」(同)との指摘も聞かれ、上げ余地は限られそうだ。
 本日は東京時間は特に予定はない。欧米時間は8月のユーロ圏対外貿易収支、9月の米小売売上高、10月のNY州製造業景況指数、9月の米輸出入物価、10月の米ミシガン大消費者景況感指数などの発表が予定される。(了)
[時事通信社]
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