サムティ、今期経常を1％上方修正、配当も4円増額

　サムティ <3244> が9月30日大引け後(15:00)に決算を発表。21年11月期第3四半期累計(20年12月-21年8月)の連結経常利益は前年同期比19.9％増の64.6億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の129億円→130億円(前期は152億円)に0.8％上方修正し、減益率が15.4％減→14.7％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した6-11月期(下期)の連結経常利益も従来予想の77.8億円→78.8億円(前年同期は106億円)に1.3％増額し、減益率が26.6％減→25.7％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の86円→90円(前期は82円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である6-8月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比77.9％増の13.5億円に拡大したが、売上営業利益率は前年同期の6.3％→5.9％に悪化した。

株探ニュース