ソフトバンクGは強弱観対立、中国リスク重荷も値ごろ感からの押し目買い誘導
ソフトバンクグループ<9984.T>は強弱観対立のなか、前営業日終値近辺で売り買いを錯綜させている。ここにきて株価は再び下値模索の動きをみせ、前日は日経平均先物絡みのインデックス売りの影響もあって5%の大幅安となった。中国不動産大手・恒大集団の過剰債務問題を背景に中国ネット系企業に投資するソフトバンクGに影響が及ぶことが懸念されている。また、米ハイテク企業への投資にも積極的で、前日の米国株市場でハイテク株比率の高いナスダック総合指数が小幅ながらプラス圏で引けたことはポジティブ材料といえる。足もとでは値ごろ感からの押し目買いと、底値を拾った短期筋の売りが見合いとなって方向感の定まらない値動き。前日は株価が大幅安だったにもかかわらず、東証1部上場企業のなかで売買代金トップとなっており、引き続き市場の注目度の高さがうかがわれる。
出所:MINKABU PRESS
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銘柄名称 | 株価 | 前日比 |
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