外為サマリー:1ドル109円50銭台で推移、米金利の低下一服が下支え

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/09/21 10:43
外為サマリー:1ドル109円50銭台で推移、米金利の低下一服が下支え  21日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=109円55銭前後と前週末17日の午後5時時点に比べ40銭弱のドル安・円高となっている。

 20日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=109円44銭前後と前週末に比べ50銭弱のドル安・円高で取引を終えた。中国の不動産大手である中国恒大集団の資金繰り不安からリスクオフムードが台頭。米株式相場が急落し、米長期金利が低下するなか、一時109円32銭までドル安・円高が進んだ。

 ただ、この日の時間外取引で米長期金利の低下が一服していることから東京市場のドル円相場は下げ渋る動き。21~22日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に持ち高を一方向に傾けにくい面もあるようで、午前9時40分頃には109円58銭をつける場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1725ドル前後と前週末17日の午後5時時点に比べて0.0040ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=128円46銭前後と同90銭強のユーロ安・円高で推移している。


出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ