◎〔東京外為〕ドル、109円台半ば=米物価統計鈍化、株安が重し(15日午後5時)

配信元:時事通信社
投稿:2021/09/15 17:03
 15日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、8月の米消費者物価指数(CPI)の伸び率鈍化や日経平均株価の下落などが重しとなり、1ドル=109円台半ばに水準を切り下げた。午後5時現在、109円43〜43銭と前日(午後5時、110円00〜00銭)比57銭のドル安・円高。
 前日の海外市場は、欧州時間に110円00〜10銭台で推移した後、米国時間に入ると下げ基調が強まり、一時109円50銭付近まで売り込まれた。米CPIの前年同月比での伸び率が5.3%(前月5.4%)に縮小したことなどを受け、早期テーパリング(量的緩和縮小)観測が後退し、長期金利が低下したことが響いたほか、新型コロナウイルス感染拡大への懸念から米国株が下落したことも逆風となった。
 東京時間は109円70銭台で始まった後、軟調な日経平均がリスク回避の円買いを促し、109円50銭付近まで軟化。その後109円50〜60銭台のレンジ相場となったが、8月の英CPIが前年同月比3.2%上昇と発表されるとポンド買い・ドル売りの勢いが増した流れが波及し、109円40銭台に下押した。市場では「節目を割り込むとストップロスを巻き込み、一時的に109円方向への動きが強まる可能性がある」(大手銀)との警戒感が出ていた。海外時間には9月の米ニューヨーク州製造業景況指数の発表を控えており、模様眺めの展開が続くと観測されている。一方、8月の中国小売売上高が前年同月比2.5%増と急減速したため、市場では「中国リスクへの意識をより一層高めなければならない」(外為仲介業者)との懸念も浮上していた。
 ユーロは対円で下落、対ドルは小動き。午後5時現在は、1ユーロ=129円31〜32銭(前日午後5時、130円07〜08銭)、対ドルでは1.1816〜1817ドル(同1.1824〜1828ドル)。(了)
[時事通信社]
配信元: 時事通信社
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