石原ケミ、今期経常を13％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も3円増額

　石原ケミカル <4462> が9月15日後場(13:30)に業績・配当修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の21.2億円→24億円(前期は18.5億円)に13.2％上方修正し、増益率が14.4％増→29.5％増に拡大し、従来の15期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。
　同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の11億円→13億円(前年同期は6.6億円)に18.2％上方修正し、増益率が66.2％増→96.4％増に拡大し、従来の15期ぶりの上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。

　業績好調に伴い、今期の上期配当を従来計画の23円→25円に増額し、下期配当も従来計画の11.5円→12.5円に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2022年３月期第２四半期（累計）及び通期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響を受けたテレワークによるパソコンの需要拡大や５G関連サーバー等の需要拡大があり、金属表面処理剤が想定以上に堅調に推移したこと及び旅費等の販売費及び一般管理費が想定より減少したことにより、前回発表予想を上回る見通しとなりましたので、上記のとおり修正致します。

　　当社は、業績に裏付けられた安定的で継続的な配当を行うことを基本としつつ、業績に応じた増配を検討するなど弾力的な還元策を図っていく方針であります。この方針に基づき、今回の第２四半期（累計）及び通期連結業績予想の修正に伴い、中間配当を当初予想の１株当たり23 円から２円増額し、１株当たり 25 円に修正し、期末配当を当初予想の１株当たり11 円50銭から１円増額し、１株当たり 12 円50銭に修正することと致しました。※本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社グループが現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社グループとして約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。