NY株式市場(11日)ダウ平均は連日で取引時間中の過去最高値を試す展開へー米長期金利の動向に注目
11日のニューヨーク株式市場でダウ平均は強含みで取引が始まりそうだ。
取引開始前に発表された7月の消費者物価指数=CPIは、前年同月比で5.4%上昇と約13年ぶりの高水準だった6月(5.4%)と変わらずとなった。一方で変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数の伸びは、前年同月比で4.3%と6月(4.5%)からわずかに鈍化したほか、市場予想の範囲内に収まったことから、過度なインフレ懸念が高まる状況にはなさそうだ。
ダウ平均は、寄り付きで前日の付けた取引時間中の過去最高値(3万5285ドル)を捕らえる局面が見られよう。
ただ、ダウ平均は前日に過去最高値を更新したばかりで利益確定売り圧力が意識されやすいほか、長期金利の動向を見極める局面が続いていることから、相場の上値は限定的となりそうな一日となる。
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