アジア株 香港株は2.3%安、規制強化を警戒した売りが再開 外資撤退観測浮上

著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/07/30 14:15
アジア株 香港株は2.3%安、規制強化を警戒した売りが再開 外資撤退観測浮上

東京時間14:01現在
香港ハンセン指数   25714.47(-600.85 -2.30%)
中国上海総合指数  3393.60(-18.13 -0.53%)
台湾加権指数     17356.37(-46.44 -0.27%)
韓国総合株価指数  3208.24(-34.41 -1.06%)
豪ASX200指数    7415.60(-1.79 -0.02%)
インドSENSEX30種  52753.40(+100.33 +0.19%)

アジア株はインドを除いて下落。中国当局による規制強化を警戒した売りが再開したほか、ナスダックが時間外で下落していることが嫌気されている。アマゾンが発表した第3四半期の売上高見通しが市場予想に届かなかったことを受け、同社株が時間外で下落している。

この数日間の大幅下落を受け、中国証券当局と大手銀行幹部が会談を行ったことを受け、投資家の規制強化に対する懸念が和らぎ、前日の上海・香港株は大幅上昇した。ただ、ゴールドマンサックスが、顧客の間で規制強化を懸念する声が上がっており、会話の中で「投資不能」との言葉をよく耳にすると指摘した。これを受け、市場では、外資が上海・香港株式市場から撤退するのではないかとの憶測が広まっている。

香港株は2.30%安。きのう大幅上昇したアリババやテンセント、美団などハイテク関連が軒並み下落している。

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)