山陽鋼、上期経常を2.1倍上方修正、通期も増額、配当も19円増額

配信元:株探
投稿:2021/07/30 13:00
 山陽特殊製鋼 <5481> が7月30日後場(13:00)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は84.7億円の黒字(前年同期は17.6億円の赤字)に浮上して着地した。
 併せて、4-9月期(上期)の同損益を従来予想の40億円の黒字→85億円の黒字(前年同期は39.5億円の赤字)に2.1倍上方修正した。
 上期業績の好調に伴い、通期の同損益を従来予想の70億円の黒字→105億円の黒字(前期は47.6億円の赤字)に50.0%上方修正した。

 同時に、今期の上期配当を従来計画の20円→45円に大幅増額し、下期配当は従来計画の16円→10円に修正した。年間配当は従来計画の36円→55円(前期は無配)に増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の-2.2%→7.7%に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 自動車、産業機械等の主要需要業界全体の特殊鋼需要の回復により、当社売上数量が前回開示時点(2021年4月30日)の想定を上回るとみられる一方で、鉄スクラップや合金鉄価格が想定よりも大幅に上昇している影響、スウェーデンの連結子会社Ovakoの損益改善などを織り込み業績予想を修正いたしました。

 2022年3月期の第2四半期(累計)および通期の業績予想の修正に伴い、2021年4月30日開示の配当予想を修正いたしました。(注) 業績予想等につきましては、現時点で入手可能な情報に基づいて当社グループで判断したものであります。予想には、様々な不確定要素が内在しており、実際の業績等はこれらの予想数値と異なる場合があることをお含みおきください。
配信元: 株探

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