午後:債券サマリー 先物は反落、持ち高調整売りに押される
21日の債券市場で、先物中心限月9月限は反落。寄り付きから方向感に乏しい展開だったが、引けにかけて4連休を前にした持ち高調整の売りに押された。
20日の米市場ではリスクオフの巻き戻しでNYダウが急反発したほか、一時1.12%台に低下していた米長期金利は上昇に転じて1.22%台をつけた。これが国内債の重荷となり積極的な買いが入りにくい半面、新型コロナウイルスのインド型(デルタ型)感染拡大への懸念が根強いことから下値は限定的だった。この日の時間外取引で米長期金利が小幅な動きにとどまるなど売り買いともに決め手に欠けるなか、売買はポジション調整の動きが中心だった。なお、きょうは日銀の国債買いオペが実施され、「残存期間1年超3年以下」の応札倍率は2.38倍(前回は2.83倍)、「同3年超5年以下」は2.63倍(同2.69倍)、「同5年超10年以下」は3.07倍(同1.82倍)となったが相場の反応は薄かった。
先物9月限の終値は前日比6銭安の152円40銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%低下の0.005%だった。
出所:MINKABU PRESS
20日の米市場ではリスクオフの巻き戻しでNYダウが急反発したほか、一時1.12%台に低下していた米長期金利は上昇に転じて1.22%台をつけた。これが国内債の重荷となり積極的な買いが入りにくい半面、新型コロナウイルスのインド型(デルタ型)感染拡大への懸念が根強いことから下値は限定的だった。この日の時間外取引で米長期金利が小幅な動きにとどまるなど売り買いともに決め手に欠けるなか、売買はポジション調整の動きが中心だった。なお、きょうは日銀の国債買いオペが実施され、「残存期間1年超3年以下」の応札倍率は2.38倍(前回は2.83倍)、「同3年超5年以下」は2.63倍(同2.69倍)、「同5年超10年以下」は3.07倍(同1.82倍)となったが相場の反応は薄かった。
先物9月限の終値は前日比6銭安の152円40銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%低下の0.005%だった。
出所:MINKABU PRESS
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