24日の株式相場見通し=続落か、強弱観対立も戻り売り圧力意識

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/06/24 08:00
 24日の東京株式市場は、強弱観対立のなかも売り優勢となり、日経平均は続落する可能性が高そうだ。前日の欧州株市場は総じて軟調な展開となった。米国株市場では主要株指数が高安まちまちでハイテク株比率の高いナスダック総合指数は小幅プラス圏で着地し最高値を更新したものの、NYダウは3日ぶり反落した。東京市場では週初に急落した後、急反騰に転じ下げ幅の大部分を取り戻したが、空売り買い戻しが一巡した前日は戻り売り圧力の強さが顕在化した。きょうもその流れが続きそうだ。外国為替市場で円安が進んでいることはハイテクセクターにプラス材料となるが、原油市況の上昇などが重荷となり、主力株の上値は重そうだ。

 23日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比71ドル34セント安の3万3874ドル24セントと3日ぶり反落。ナスダック総合株価指数は同18.465ポイント高の1万4271.733だった。
 
 日程面では、6月の月例経済報告、5月の企業向けサービス価格指数、5月のスーパー全国スーパー売上高など。また、ジャスダック市場にアルマード<4932.T>HCSホールディングス<4200.T>、マザーズ市場にセレンディップ・ホールディングス<7318.T>ベイシス<4068.T>が新規上場する。海外では、英国中銀の政策金利発表、5月の米耐久財受注、1~3月期の米実質GDP確報値、米新規失業保険申請者件数など。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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