トヨタなど大手自動車株が堅調、1ドル110円台の円安で為替メリット意識◇
トヨタ自動車<7203.T>が続伸したほか、SUBARU<7270.T>、ホンダ<7267.T>、日産自動車<7201.T>など大手自動車株が堅調。外国為替市場では前日の夜からドル買い・円売りの動きが強まり、足もとは1ドル=110円台前半でもみ合う円安に振れている。これを受け輸出セクターには為替メリットが意識され、株価にプラスに働いている。特に、為替感応度が高い自動車株はトヨタをはじめ輸出採算改善に対する思惑から株価にポジディブに作用する。トヨタは22年3月期の想定為替レートが1ドル=105円で設定しており、実勢はそれよりも5円あまりも円安に傾いていることでインパクトが大きい。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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