日経VI:低下、米CPI発表通過で警戒ムード後退し終値は4月16日以来の低水準
配信元:フィスコ
投稿:2021/06/11 16:00
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は10日、前日比-1.94pt(低下率9.76%)の17.93ptと低下した。なお、高値は19.58pt、安値は17.93pt。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が上昇したが、今日の東京株式市場で日経225先物は昨日終値をはさみ、方向感のない動きとなった。ただ、このところ警戒感が高まっていた5月の米消費者物価指数(CPI)の発表が大きな波乱なく通過し、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退し、今日の日経VIは低下幅を拡大する動きとなり、終値としては4月16日以来の低水準となった。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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