ドキュサインが決算受け大幅高 パンデミック後も追い風見込む=米国株個別

著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/06/05 00:00
 電子署名のドキュサインが大幅高。2-4月期決算(第1四半期)を発表しており、1株利益が予想を大幅に上回ったほか、売上高とも予想を上回った。また、ビリング(未収請求を考慮した売上高)も予想を上回り、引き続き好調な決算となった。ガイダンスを公表しており、第2四半期の売上高は予想を上回る見通しを示したほか、通期の売上高見通しを上方修正した。パンデミック後も強い成長を維持することを示唆する内容となった。

 アナリストからも高評価で、営業利益率の見通しはポジティブで、パンデミック以降も追い風を見込んでいることが示唆されたとしている。「投資家が成長株に対して慎重になっている中で、今回の決算は同社株が保有するに値する最高クラスの株式として認知されることを支援する」と述べた。

(2-4月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.44ドル(予想:0.28ドル)
・売上高:4.69億ドル(予想:4.36億ドル)
・ビリング:5.27億ドル(予想:4.64億ドル)

(5-7月・第2四半期見通し)
・売上高:4.79~4.85億ドル(予想:4.72億ドル)

(通期見通し)
・売上高:20.3~20.4億ドル(従来:19.6~19.7億ドル)

(NY時間10:50)
ドキュサイン 224.33(+29.58 +15.19%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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