ヤマト(1967)、日本伸銅(5753)、コメ兵ホールディングス(2780)
◆ヤマト
管工事を手掛ける企業で、自社の加工センターにてステンレス製の配管を生産している。昨年末以降徐々に下値を切り下げていたものの、5月頃から徐々に回復し、本日前場の株価は大幅高。昨年末高値782円を一時的にクリアしており、出来高も急増していることから心理的節目と見られる800円台の到達も近づいてきたようだ。PBRは0.6倍台と割安感もあり、バリュー株物色の矛先が向かえば水準訂正が進み4桁台も視野に入ると思われる。
◆日本伸銅
銅棒・線のトップメーカー。「HERO BRONZE(ヒーローブロンズ)」という特殊な銅棒ブランドも展開している。21日引け後、発行済み株式数の6.38%にあたる15万株を上限とした自己株式の取得を発表。これが好感され本日前場の株価は窓を開け急反発。こちらも出来高は急増しており、5/12高値1609円から5/20安値1330円のおよそ半値戻しの水準を回復。バリュエーションはPBR0.3倍台と伸びしろの余地もあり、前述のヤマト(1967)同様にバリュー株物色の矛先が向かえば5/12高値1609円を突破してもおかしくはないと思われる
◆コメ兵ホールディングス
リユース事業を手掛けており、創業時の事業である米屋の「米」と、創業者石原兵次郎の「兵」をとって昭和22年に「米兵」と名乗った。株価は5/12安値899円をボトムに上昇しており、本日前場は心理的節目と見られていた1100円台を突破。1200円間近まで買われる場面もあり、PBR0.7倍台と水準訂正の余地も残されていることから、コロナショック前の1月高値1272円を近いうちに突破する可能性が高いと見ている。その後もモメンタム(勢い)が維持できれば、2000円の大台突破も期待できる。
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