ビットコインをはじめとする仮想通貨が急落しています。
ビットコインは4月に史上最高値を付けた後下落トレンドに転じ4月からの下落率は50%を超える局面に入ってきました。
このお話を聞いて、私は仮想通貨は持っていないから大丈夫とあなたは思っているかもしれません。ただ安心するのは早いかもしれません。今回のビットコインの急落、株式市場にも影響を与えそうだと私は考えています。
今回仮想通貨が急落した要因は中国の業界団体が金融機関に対し仮想通貨の関連業務を禁じる通知を出したことです。このニュースを受け、仮想通貨を持っている投資家が投売りして起こったのが今回の急落でしょう。ただ本質的に考えるとなぜ4月まで仮想通貨が大きく上昇したのかを考えることが重要です。
仮想通貨が上昇した要因はコロナによる世界的な金融緩和です。世界的な金融緩和により行き場のなくなった投資資金が仮想通貨や株式市場に流れ込んで出来たのが今のバブルです。今回の一件で、仮想通貨バブルが終了してしまうと、次は株式市場のバブルが弾けるリスクがあります。
加えて今は金利上昇懸念が相場のテーマです。米国の経済指標などでインフレ懸念が強まるような展開となれば仮想通貨だけでなく株式市場も大きく急落する可能性があります。
ですので、今回の仮想通貨の急落は単なる仮想通貨だけに関連するものではなく、株式市場にも影響を与えかねない急落だと私は考えています。ここからさらに仮想通貨が大きく下落するようなことがあれば、株式市場も急落するリスクがあります。いつ急落が起こっても大丈夫なようにしっかりとリスク管理を行っておきましょう。
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