午前：債券サマリー 先物は反発、長期金利０．０７５％に低下

　１１日午前の債券市場で、先物中心限月６月限は反発。日経平均株価が８００円超安となるなど下落するなか、安全資産とされる債券に買いが入りやすかった。

　この日は１０年債入札が実施されるとあって模様眺めムードが広がりやすく、債券先物は前日同値でのスタート。前日１０日の米長期債相場は下落（金利は上昇）したものの東京市場への影響は限定的。ただ、日経平均株価の冴えない動きが支えとなり、前引けにかけて上げ幅を広げた。

　午前１１時の先物６月限の終値は前日比６銭高の１５１円４６銭となった。１０年債の利回りは、前日と比べ０．００５％低下の０．０７５％だった。

出所：MINKABU PRESS