【GW特集！最終】直近IPOメモ★4196★-あすなろ投資顧問CEO大石やすし

直近IPOメモ★4196★

ネオマーケテイング（4196）
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2021年4月22日上場
公募価格：1,800円
初値　　：3,805円（+111%）
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【所感】

　正直、初値はもっと高くつくだろうと思っていた案件。（具体的には4倍近くを想定。）

　3社同日上場という事で、分散したのかもしれないが、この中で注目度No.1なのは、初値上昇率から見ても間違いないだろう。

　同社は「マーケティング支援事業」を展開。少し前まで、頭打ち感のある業界だったが、WEBマーケが重要なカギを握る時代は、コロナで加速した感がある。

　自社データを、いわゆる「STP」や「4P」に当てはめて、「とりあえずやってみた」的な内政型のマーケティングでは、おそらくこれからは勝ち残れない。

　最も重要な【データ取り】の所を、外に出してより精密にし、俯瞰で見ることが、真のマーケティングの起点となるべきだろう。

　そういった意味で、4196の価値は、今後時間をかけて見直されていくと読んでいる。

【業績】

　目論見書の過去5年間の業績を見ると、売上高・利益ともにお見事な業績推移。

　特に昨年から、うなぎ上りとも言える急激な伸びを見せ、今期も増収増益見込み。

　所感で述べたように、コロナは追い風になっている事が、数字からも読み取れる。

【利食った後に】

　ロックアップは期間（90日）とは別に、株価（1.5倍）もかかっていたので、すでに外れている。

　すなわち足元の急落は、利食い売り優勢の形とみていい。しかしこれは決して悪いものじゃない。

　黎明期から大きなリスクを取り、投資していたVCには、ご褒美があって当然。むしろしっかり売ってもらおう。

　個人的には、競合他社とどう差別化し、人気を獲っていくのかが見どころだと考える。

　今ネームが無いのは、むしろ伸びしろ。大口が利食いきった後、時価総額100億以内の間に検討段階に入りたい銘柄だ。

　まだまだあるが・・・GW特別編はこれまで。

　連休中にも関わらず、熱心に読み上げて頂いた事に、心から感謝したい。

　また通常版か、あすなろ投資顧問サイトでお会いしましょう。