はるやまHD、前期経常を赤字拡大に下方修正

配信元:株探
投稿:2021/05/07 15:00
 はるやまホールディングス <7416> が5月7日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常損益を従来予想の13億円の赤字→30.1億円の赤字(前の期は6.3億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の16.1億円の黒字→1億円の赤字(前年同期は14.8億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2021年3月期通期連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響が一定程度の広がりを見せる中で、感染対策をした上で経済社会活動が概ね徐々に回復することを前提に算定しておりました。しかしながら、同感染症の拡大は継続し2021年1月7日には政府による緊急事態宣言の発出や、度重なる緊急事態宣言の延長等により外出自粛要請が継続したことで経済社会活動は制限され、想定以上の影響を受ける結果となる見込みとなりました。 一方で人件費の効率化や広告宣伝費の見直しに加え、その他固定費等の経費削減に努めましたが、売上の減少及び売上総利益率の低下が大きく影響し、営業利益及び経常利益が前回予想を下回る見込みとなりました。また、下記のとおり特別損失の計上をすることなどで、親会社株式に帰属する当期純利益も前回予想を下回る見込みとなりました。2.特別損失の発生 不採算店舗など営業店の閉店意思決定や収益性の低下等による減損損失を1,929百万円、閉店意思決定したことによる店舗閉鎖損失引当金繰入額を386百万円など、合計2,480百万円の特別損失を計上する見込みです。 これらの特別損失については、上記の連結業績予想の修正に織り込んでおります。 ※上記の予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探

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