午後:債券サマリー 先物は続伸、日銀オペ結果が支え
6日の債券市場で、先物中心限月6月限は続伸。朝方の買いが一巡したあとは上値が重くなったが、良好な需給環境を支えに堅調推移となった。
債券先物は買い優勢でスタートし、一時151円47銭まで上昇した。日本が連休中の間に発表された米4月ISM製造業・非製造業景況感指数などが市場予想を下回り、米長期金利が低下したことが支援材料。また、政府が新型コロナウイルスの感染拡大を受けて緊急事態宣言を延長する方向で調整を進めるなか、国内の経済活動正常化が一段と遠のくとの観測が安全資産とされる債券への買いを促した面もあった。その後は日経平均株価の大幅高が重荷となるかたちで上げ幅を縮小したが、この日に実施された日銀の国債買いオペで「残存期間5年超10年以下」の応札倍率が2.20倍(前回は3.32倍)となり、需給の引き締まりが意識されたことが投資家心理を支えた。
先物6月限月の終値は前営業日に比べ8銭高の151円42銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前営業日に比べ0.005%低下の0.085%だった。
出所:MINKABU PRESS
債券先物は買い優勢でスタートし、一時151円47銭まで上昇した。日本が連休中の間に発表された米4月ISM製造業・非製造業景況感指数などが市場予想を下回り、米長期金利が低下したことが支援材料。また、政府が新型コロナウイルスの感染拡大を受けて緊急事態宣言を延長する方向で調整を進めるなか、国内の経済活動正常化が一段と遠のくとの観測が安全資産とされる債券への買いを促した面もあった。その後は日経平均株価の大幅高が重荷となるかたちで上げ幅を縮小したが、この日に実施された日銀の国債買いオペで「残存期間5年超10年以下」の応札倍率が2.20倍(前回は3.32倍)となり、需給の引き締まりが意識されたことが投資家心理を支えた。
先物6月限月の終値は前営業日に比べ8銭高の151円42銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前営業日に比べ0.005%低下の0.085%だった。
出所:MINKABU PRESS
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