米国株式市場はまちまち。ダウ平均は238.38ドル高の34113.23ドル、ナスダックは67.56ポイント安の13895.12で取引を終了した。国内でのワクチン普及が順調に進み、ウイルス感染件数が減少したため景気回復期待に寄り付き後、上昇。さらに、ニューヨーク州やニュージャージー州など主要都市が今月半ばからパンデミック対応の規制のほぼ全てを解除する計画を発表すると経済活動の再開が一段の回復に繋がるとの期待にハイテク株から景気循環株への移行が再開した。セクター別では、エネルギー、運輸が上昇した一方、半導体・同製造装置、自動車・自動車部品が下落。
バイオのモデルナ(MRNA)はワクチン共同購入の国際的枠組みであるCOVAX(コバックス)に最大5億回分の同社製ワクチンを提供することで合意したとの報道で、上昇。衣料小売りのギャップ(GAP)、百貨店のコールズ(KSS)、メーシーズ(M)などは経済活動再開に伴う業績改善期待に軒並み上昇した。石油会社のエクソン・モービル(XOM)は1-3月期決算で、原油高が奏功し2019年以来の黒字に転換し、上昇。一方で、消費財メーカーのクロロックス(CLX)は四半期決算で売り上げが昨年同期を下回ったほか、アナリストの目標株価・投資判断引き下げを受けて下落した。化粧品メーカーのエスティローダーは決算内容が予想を下回り、下落。
総合電気通信会社のベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)は、AOLやヤフーなどメディア部門を投資会社アポロ・グローバル・マネジメントに50億ドルで売却することを明らかにした。同社株は上昇した。
Horiko Capital Management LLC
<FA>
バイオのモデルナ(MRNA)はワクチン共同購入の国際的枠組みであるCOVAX(コバックス)に最大5億回分の同社製ワクチンを提供することで合意したとの報道で、上昇。衣料小売りのギャップ(GAP)、百貨店のコールズ(KSS)、メーシーズ(M)などは経済活動再開に伴う業績改善期待に軒並み上昇した。石油会社のエクソン・モービル(XOM)は1-3月期決算で、原油高が奏功し2019年以来の黒字に転換し、上昇。一方で、消費財メーカーのクロロックス(CLX)は四半期決算で売り上げが昨年同期を下回ったほか、アナリストの目標株価・投資判断引き下げを受けて下落した。化粧品メーカーのエスティローダーは決算内容が予想を下回り、下落。
総合電気通信会社のベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)は、AOLやヤフーなどメディア部門を投資会社アポロ・グローバル・マネジメントに50億ドルで売却することを明らかにした。同社株は上昇した。
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