外為サマリー:1ドル108円80銭台で推移、大型連休を前に模様眺め

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/04/30 15:18
外為サマリー:1ドル108円80銭台で推移、大型連休を前に模様眺め  30日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=108円84銭前後と28日の午後5時時点に比べ10銭強のドル安・円高となっている。

 午前9時50分頃にはゴトー日(5のつく日と10のつく日)に伴う国内輸入企業のドル買い・円売り思惑から109円05銭をつける場面があったものの、仲値(午前9時55分頃に決まる金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレート)を通過すると軟化する展開となった。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が28日の会見で早期の緩和見直し論を牽制したことや、日経平均株価が下落したことがドル円相場に影響。109円台での売り圧力が意識されるなか、午前11時20分過ぎには一時108円71銭まで下押した。その後は下げ渋る動きとなったが、大型連休を控えて模様眺めムードが広がりやすいとあって戻りは鈍かった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.2117ドル前後と28日の午後5時時点に比べ0.0040ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=131円88銭前後と同20銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS
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