東亜道、前期経常を一転48％増益に上方修正・7期ぶり最高益更新へ

　東亜道路工業 <1882> が4月26日後場(13:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の45億円→72億円(前の期は48.6億円)に60.0％上方修正し、一転して47.9％増益を見込み、一気に7期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の34.5億円→61.5億円(前年同期は48.3億円)に78.1％増額し、一転して27.4％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高につきましては、工事部門において前年度からの繰越工事が順調に推移し、計画を上回る見込みとなりました。利益につきましては、工事部門における完成工事高の増加による完成工事利益の増加及び、製品部門における利益率の改善により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、予想数値を上回る見込みとなりました。なお、神戸空港滑走路舗装改修工事における不適合材料の使用に伴う補修工事につきましては、業績予想に織り込み済みであります。※上記業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成しております。実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。